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ぶるとぱの日記

旧山奥で暮らす/バツイチ・孤独な女の生活

虫地獄  

もう最近は散歩にも出かけず家の中で閉じ篭っている。
外で作業をして充実した気分を味わったのも束の間、シャツを折り曲げた袖口に毛虫が引っ付いているのを見つけパニック状態。いつも通り掃除機で吸うも、足が繊維をがっしりと掴んで離れない。誰も助けてくれる人がいないって悲しい。嫌な汗を掻きながらひたすら掃除機で吸い込んだ。それ以来、屋外に出るのが憂鬱だ。

いつの間にかカメムシの姿をぱたりと見なくなったと思ったら、スズメバチ、地バチが家の中でブンブンと音をたてている。外で寛いでいると毛虫がぼとりと落ちてくる。夕方になれば紙飛行機みたいな形をした蛾が灯りの周りを乱舞し、毎晩3匹ほど掃除機で吸うのが日課だ。この掃除機の紙パックの中には一体どれだけの虫たちが蠢いているのだろうか。

今は蟻の季節。スズメバチほどの巨体が舞い込む隙間があるのだから、蟻にこの場所が見つかるのは時間の問題だった。これらはひたすらガムテープで取るか、掃除機を当てる。今朝の鼠と蟻のコラボには参った。
ここはアマゾンの奥地?としか思えない、日本に相応しくない体長2cmもある不気味な蟻が、寝ている目の前の天井を這っていることもある。どんな暗闇の中であろうと動くものはすぐに目に留まる。

昨日はミニトマトがまた背を伸ばしてダラリと垂れていたので、支柱に結びつけるわずか1~2分のうちに、顔や首を数箇所虫に刺された。顔の周りを虫が飛び回っているな、と気づいた時にはもう手遅れだ。

どれも一つ一つは大した事ではない。でもこれらが毎日継続して起これば、虫嫌いの人間の精神を追い詰めるのには十分ではないか?ヒッチコックの映画にでもありそうだな。事の始まりは一匹のカメムシだった―ラストは気が狂った女が森に火を放つ。そして木も虫もログハウスも女も炎の中に消えた―
駄目だ、主人公がおばさんでは話にならない。


軒下には、かなりの確率で毛虫がぶら下がっている
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砂糖を出しっ放しにしてはいけない
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蝉よりも扉の老朽化が気になる
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写真を撮る暇があるのはそんなに怖くない証拠。
本当に怖い時は写真なんて撮っている余裕はない。




 

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Author:ぶるとぱ




yamaokudekurasu
@yahoo.co.jp