ぶるとぱの日記

木を伐採してもらったのはいいが、後に切り株がとても邪魔に感じ、なぜもっと根元からから切ってくれなかったのか、という不満でもやもやしていた。
建物の傍にあるので、風通しを良くし、湿気や虫の湧く原因となるものを排除するためにも無い方がいい。
根を掘り起こすのは到底無理なので、地面すれすれあたりで切って平らにすることを目標とする。

3週間前より作業を始めた。




根元付近に10mmドリル刃で斜め下へ向かって穴を開ける。
この株はまだ生きている。水分を多く含み穴を開けるのも容易ではない。




除草剤、ネコソギクイックプロ。
ラウンドアップがいいらしいが、高いので、グリホサートが入っているものを選んでみた。




これを原液のまま穴へ注入し、切り株を枯らすのだ。
以前、神社の御神木が何者かによって故意に枯らされるという酷い事件があったが、このやり方だと気づいた。
原液は、粘度が高いため扱いづらかった。




また、樹皮を剥ぐと新芽を作れずに枯れるという。
この辺の皮は少し腐っていたので斧が入ったが、他の部分は頑固に引っ付いていて剥がせなかった。




ここまでやるのが限界だった。




穴には雨が入らないように小枝を突っ込んでおいた。
寒くて冬の間は作業中止にするつもりだったが、昨日からとても暖かかったのでまた始めた。




除草剤が効いたのか前より乾燥し、幹と皮の間に隙間ができて、皮がはがせる状態になっていた。




細長いウジみたいな気持ち悪い幼虫が無数いた。
虫に棲家を与えているようなもんだ。








手の皮もむけた。常に小傷が絶えない。
ずいぶん、手も老けた。




斧とスコップを使って木の皮を全部はがした。粉末の殺虫剤を撒いた。
苦労して、ただ散らかしただけという感じもするが。




今のところ、ノコギリの歯は全く立たない。
地面スレスレでカットするなんて無理なのかもしれない。
これが枯れて、切りやすくなるには何年待てばいいのか。
その頃私はここにいるだろうか？

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