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ぶるとぱの日記

旧山奥で暮らす/バツイチ・孤独な女の生活

すっきり  

リサイクルショップのおじさんは義理の息子らしき人を連れ立ってやってきた。
この人で大丈夫かな?
買取見積もり依頼に電話したときはぶっきら棒な対応にちょっと不安になったが
それは杞憂に終わった。

言葉数は少なく余計な事も決して言わずに黙々と荷物を運び出していく。
部屋の中の家具、ストーブもそうだが何より物置小屋と床下にある農機具、機械、錆びた金属、通常こちらがお金を払って引き取ってもらう必要があると思われるガラクタまで持って行ってくれるようなのだ。

さすがにこれは無理だろうと思う物もお願いしてみると、
まるで私が処分に困っているのを察するかのように運び出してくれる。
義理の息子らしき人はこんな物も持ち帰るの?と不思議そうな様子だ。
廃品処理業者に頼めば一体いくらかかるのか悩みの種だった私には到底運ぶことができない重い不用品をほとんど引き取ってくれて信じられない気持ちだった。

大きなトラックの荷台は荷物で一杯になった。
今までお金を払って何往復とゴミ処理場へ持ち込んだが、あれもこれも残しておけば
買い取ってくれただろうにとちょっと後悔した。

大手チェーン店のリサイクルショップだったら間違いなくお断りされたはず。
行ったことはないからどんな店かは知らないが直感でこの店に依頼して本当に良かった。
帰り際おじさんは無造作にポケットから分厚い札束を取り出すと1万円を渡してくれた。
食器棚もまた次回引き取ってもらう予定だ。


before
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after
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カテゴリ: 片付け・インテリア


移動  

外は風が吹き荒れ雪ともあられとも区別がつかない、
砂糖の粒のような物がパラパラと降っている。
薪ストーブに火を点けようと中を覗き込んでいると強風がビュッと煙突から流れ込み
中に溜め込んでいた灰が飛び散り灰まみれになってしまった。

一瞬むっとしたが「まあこんなこともあるさ」と
気を取り直して音楽をかけながら部屋が暖まるのを待ち
やっと家具の移動に取り掛かった。
あれほどインテリアを変えたいと望んでいたにも関わらず
いざその時になるとわずかな梱包を解いたり汚れを拭う事さえ面倒で
そのままになっていたのだ。

ある物は梱包の紐が食い込んで塗装が剥げたり、あろうことか家具に直接ガムテープが張ってあるという信じられない光景も見たが、格安で引越しをしたため仕方がないと割り切るしかなかった。
クロスやコースターを使わずコップの水滴で広範囲にわたって色を剥がしてしまったコーヒーテーブルよりはマシだった。
私のようなずぼらな人間はこういう家具を使うべきではないのかもしれない。

元からあったベンチは座面が低く座り心地が悪く好みでないので処分したい気持ちはあったがそれでは親が来たとき座る場所がないと思い仕方なく残してある。
薪ストーブと石油ストーブどちらにもあたれる場所にイスを置く必要がある。
部屋の広さに比べて家具の占める割合が多すぎるがこのイスと机は外せない。
ああでもない、こうでもないと家具を動かしながらとりあえずこんな感じに落ち着いた。

カメラを通して客観的に見ると色々気になる所がないわけではない。
「ストーブが2つあるって変だね」(必要だからね)
「レンガ汚れ過ぎ」
「ベンチもカーペットも好きじゃないな」
「テーブルの色落ち目立つけどどうするの?」
「あら、掃除機が見えてるよ・・・」

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